栄養士が体験した、病院食の観察日記後編🥢

食のコラム

病院食を食べ続けて起きた体調変化

入院してしばらくはメニューのパターンや食材などを分析しながら、それなりに楽しんでいましたが、提供されている食事を食べ続けているうちに、私の体調に変化が起きてきました。

入院して3日くらいから、便通が良くなっていることに気づきました。私は便秘というほどではありませんが、毎日定期的に出るタイプではなかったのに規則正しくなっていました。

もちろん手術の後でもありますし、はっきりとは言い切れませんが、入院してからの食事と生活リズムも影響しているように感じました。

病院食恐るべし

改めて考えると病院食ってかなり計算されているんですよね。

  • 主食が毎食ある
  • 野菜・海藻・豆類などが組み込まれる
  • 脂質や味付けが比較的控えめ
  • お菓子やジュースなどの間食がない
  • 水分もある程度確保される
  • 食事量も極端に多すぎたり少なすぎたりしない

こんな感じで食事が毎日まとめて整うので、腸からすると「生活環境が急に規則正しくなったぞ」っていう状態だったのかも知れません。特に私は提供された食事は毎食完食していたのも大きかったと思います。また毎回の食事ごとに、名前の横に1日の総カロリーが書かれた紙が置かれていましたが毎回、総カロリー1800kcalと同じ数字が書かれていました。

  👆ねばとろ丼です(美味しかった)       👆カレイの煮浸しです(美味しかった)

私自身は料理や栄養について、それなりに意識しているつもりでしたが、きちんと食べているつもりだったけど意外に不摂生だったのかもって痛感しました。

栄養士目線の発見

今回、改めて患者側として病院食を食べてみて、いろいろな発見がありました。

特に、小鉢や汁物に使われている野菜は冷凍野菜ではないか、という気づきがありました。煮物で柔らかくなっているものでも、柔らかさの質が違うので、なんとなく察してしまうんですよね。

食感でピンとくることもありました。さらに、魚や肉を見ると、社食で働いていた頃の発注単位などをで「肉や魚を○g○枚で発注していたな」って思い出したりもしたので、面白さと懐かしさも感じました。

でも退院したら病院食の再現は無理

せっかく便通も良くなったし、体調も安定してきたから家に帰ってからも体調を保つために病院食を再現…と思うのですが、そうは簡単にはいかないんですよね。

なぜなら私は父と姉の3人暮らしですが、体調のためだけに肉料理をほとんど作らずに、魚料理中心にして毎朝牛乳を出すなんてかなり無理があるんですよね。

毎日の食事作りは計画も大事ですけど、冷蔵庫の在庫の都合とかスーパーの安売りがあったから予定していた材料を土壇場で変更してメニューも変更なんてザラですので、メニューをギチギチに決めるのはおそらく無理です。

ですから病院の食事を参考にしながら、家庭の中に無理なく取り込むやり方が一番あっている気がします。野菜のおかず・汁物・雑穀ご飯とかを無理なく取り入れながら、健康的な食事作りをしていきたいです。

今回改めて病院食を患者側として食べましたが、いろいろな発見がありました。特に小鉢や汁物で使っている野菜類は、冷凍野菜が使われているという発見があったり(煮物で柔らかくなっているものでも、柔らかさの質が違うのですぐに冷凍とわかりました)食感でピンときたりと色々面白かったです。

thank youのイラスト

👉栄養士が体験した、病院食の観察日記の前編はこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

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